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獣医療へ広がる薬剤師サービス

2026年06月05日 (金)

◆獣医療に薬剤師が接近している。5月31日に神奈川県薬剤師会がウェブ上で開催した研修会にも多くの参加があったという。調剤報酬改定で対物から対人業務への評価シフトが進み、毎年薬価改定や処方箋枚数減少、物価高によるコスト増が重なる中、薬局・薬剤師にとって獣医療市場への関与は一考に値する
◆KDマーケットインサイツによると、日本の獣医療市場は2025年に27億ドル規模で年平均6.7%で成長し、35年には52億ドルに達する見通しだ
◆保険薬局市場は約8兆4000億円と規模で勝るが、獣医療は自由診療で一定の伸びしろがある。ただ、薬局・薬剤師はこれまで人の調剤という守られた市場で仕事をしてきた。言わばアウェーの市場で職能を生かし開拓してきた成功事例が少ない。獣医療市場は小さいため参入しないと決めた薬局もあるようだ
◆薬剤師サービスの価値を様々な分野でどのように発揮するか。獣医療にも動物病院にとどまらず未病や予防といった周辺領域が広がる。先行者の登場に注目したい。



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