
安川氏
中央社会保険医療協議会薬価専門部会が26日に開かれ、2027年度薬価改定に向けて製薬業界から意見聴取した。日本製薬団体連合会は、医薬品の製造原価が20年度比で2割上昇しているなど物価高騰の影響を踏まえ、全ての収載医薬品について物価高騰や製造原価上昇を踏まえた薬価引き上げを要望した。さらに、下支えが必要な基礎的医薬品や後発品等については不採算品再算定、基礎的医薬品を確実に適用するよう求めた。
日薬連の安川健司会長は、「国内においてモノの価格が上がる一方で、医薬品の価格は下がり続けている」と指摘。国内企業物価指数の総平均は20年度を100とした場合に、26年度では131.8と上昇していた一方、医薬品の薬価は82.6と毎年改定などによる影響で下落していた。日薬連会員企業を対象とした調査でも、医薬品製造原価が20年度比で120.6と上昇していた。
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