
佐藤製薬は、解熱鎮痛薬「リングルアイビー」シリーズから「リングルアイビー200」(第2類医薬品)を、6日に新発売する。OTC薬で初めて、1カプセルにイブプロフェンを最大量の200mg配合。素早く効果を発揮する。
インテージが行った「痛みに関するWeb調査」によると、2~3日続く生理痛や肩こり痛などに比べ、頭痛は数時間から半日という比較的短い痛みが多い。そうした頭痛を素早く抑えたいというニーズに応え、1回の服用量が医療用と同じイブプロフェン200mg(従来のOTC薬は最大150mg)を配合した。
イブプロフェンは胃腸障害などの副作用が少なく、眠くなる成分(鎮静催眠成分)を含んでいないため、車の運転や仕事中などの眠気が気になる場面でも服用することができる。
税込み価格は、12カプセル1239円、24カプセル2184円。
同社では、「リングルアイビー200」の新発売に合わせ、タレントの菊川怜を引き続き起用した新テレビCMを8月から全国TVスポット、提供番組で放映する。さらに、首都圏JR各線への交通広告や雑誌広告も展開。Webサイト(http://www.ringl.jp/)では、頭痛・生理痛に関する情報の提供やキャンペーンを実施し、“リングルアイビー”ブランドの活性化を目指すことにしている。