◆来月からメーカー公取協の接待行為に対する新運営基準が実施される。これによりMRが医師に対する「華美な接待」が禁止される。接待の自主規制見直しは約10年ぶり。これまでの慣習からの脱却を図れるのか注目される
◆一方で、メーカー関係者の話として、この新運営基準が実施される3月末まで、各社MRがお世話になった先生への『最後』の接待攻勢が行われているとも聞く。その最終月を終え、そうしたメーカーもピタッと襟を正せるのだろうか
◆また先日、某メーカーMRと名乗る人物から、華美な医師への接待の現状を批判する匿名電話が編集部に入った。その内容の真偽は別にして、4月以降は違反するものばかりだった
◆今後、MRは本来のディテーリング活動を営業成果に結びつけるべき、と言うのは簡単だ。実際には対前年比100%増のノルマを課せられ、やむなく接待を通じて数字を伸ばしている状況もあるようだ。新運用基準遵守は、製薬各社の営業体制の変革も必要不可欠。すぐに綻びが出てこないことを期待するしかない。
「華美な接待」禁止で
2012年03月23日 (金)
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