
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は12日付で、日本における最高意思決定組織である在日執行委員会の委員長にMSD日本法人のトニー・アルバレズ社長が就任したと発表した。
今年1月にアッヴィ日本法人のゲリー・エム・ワイナー社長兼CEOが委員長に就いたが、ワイナー氏の離日に伴って副委員長のアルバレズ氏が昇格した。
アルバレズ氏は2005年にシェリング・プラウ日本法人に入社し、代表取締役ゼネラル・マネージャーを経て、10年に万有製薬とシェリング・プラウ日本法人の社長に就任し、両社の統合によって誕生したMSDの日本法人で社長を務めてきた。
PhRMA在日執行委員長の抱負として、「医療分野のイノベーション促進を成長戦略の中核に据える日本政府の新政策を歓迎し、支援する」とコメントしている。