◆今月20日が「世界モスキートデー(蚊の記念日)」だったことをご存知の方はいるだろうか。イギリスの医学者であるロナルド・ロス氏がハマダラカ蚊に刺されることでマラリアが感染することを発見した日にちなんだものだ
◆この日は蚊から感染する病気の伝搬を阻止するイベントが世界中で開催されており、国内でも長崎大学熱帯医学研究所が主催し、「蚊と蚊がもたらす病気を知ろう!」という小中学生向けのイベントを開催。蚊と蚊媒介感染症に関する講義が行われたようだ
◆蚊が媒介する感染症といえば、ちょうど昨年の今ごろ、都内の代々木公園を中心に、ヒトスジシマカが媒介するデング熱感染の広がりが話題となった。今年は、デング熱感染は表面化していない
◆厚生労働省は予防指針をまとめ全国の自治体と連携し幼虫の駆除など、蚊の発生防止対策に取り組んできたことが奏功したのかもしれない。暑さが和らぐ気候となったが、忌避剤や殺虫剤を販売する薬局・薬店でもまだ蚊のシーズン中という認識で生活者への注意喚起が望まれる。
「世界モスキートデー」
2015年08月31日 (月)
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