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日本病院薬剤師会は2日、都内で第41回通常代議員会を開き、次期会長として堀内龍也氏(群馬大学病院)を信任した。堀内次期会長は、事務局強化や統計専門家の養成による客観的データ作り、先取りした業務展開などに取り組む方針を示した。
堀内氏は立候補に先立つ所信表明で、「医療制度の変動期においては、日病薬として機敏に対応する必要がある」と強調。そのために、▽事務局の強化▽統計専門家の養成▽実績が社会から見えるよう、先取りした業務展開▽環境整備と診療報酬への反映””などを抱負として挙げた。さらに、「会員と十分コミュニケーションを取りながら、薬剤師の業務や役割が大きく前身するような会の運営をしていきたい」とした。
挙手による信任の結果、定則数119人のうち117人の信任を得て、堀内氏が次期会長に選ばれた。
副会長には、遠藤一司氏(国立がんセンター東病院)、梶谷文裕氏(大阪市立総合医療センター)、佐藤秀昭氏(石巻市立病院)、山田勝士氏(鹿児島大学病院)の4人が立候補し、選挙となった。投票の結果、遠藤氏が84票、佐藤氏が83票、山田氏が82票、梶谷氏55票で、上位3人が当選した。
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