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【米イーライリリー/英アストラゼネカ】BACE阻害剤「ラナベセスタット」、第III相で開発中止

2018年06月18日 (月)

 米イーライリリーと英アストラゼネカは、アルツハイマー病(AD)に対する経口βセクレターゼ切断酵素(BACE)阻害剤「ラナベセスタット」の国際共同第III相試験を中止した。独立データモニタリング委員会(IDMC)の推奨に基づいて決定されたもので、早期ADを対象とした「AMARANTH試験」と軽度ADを対象とした「DAYBREAK-ALZ試験」の二つの試験について、終了時に主要評価項目を達成する可能性は低く、試験を継続しても有効性を示すことが難しいと判断され、試験中止に踏み切った。

 「AMARANTH試験」は、早期AD患者を対象に、投与期間104週間でラナベセスタット20mg投与群、同50mg投与群、プラセボ投与群に無作為に割り付けた。DAYBREAK-ALZ試験は、軽度AD患者を対象に、投与期間156週間で無作為に割り付けた。両試験とも、主要評価項目はAD評価尺度の認知機能下位尺度(ADAS-Cog13)スコア13項目のベースラインからの変化であった。


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