
塩飽社長
医療系IT企業「リーズンホワイ」は、シミックグループで被験者募集を手がけるシミックヘルスケアと業務連携し、癌患者向けにネット上で治験参加を提案するサービスを11月から開始する。癌の治療法で担当医とは別の医師に意見を求める「セカンドオピニオン」をオンライン上で提供するプラットフォーム「Findme(ファインドミー)」を通じて、治験の適格性のある患者に対し案内を行い、シミックヘルスケアがコールセンターで登録までをフォローする。塩飽(しわく)哲生代表取締役は、本紙のインタビューに応じ、「今まで望みがないと言われていた患者さんに、治験参加の選択肢を提供することは非常に価値があること」と語った。
国内の治験情報をめぐっては、一部の情報サイトで開示されてはいるものの、実施医療機関が公開されていないなど得られる情報が限定的であり、患者が全ての情報にアクセスできないのが現状となっている。
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