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ネットが壊したもの

2008年06月25日 (水)

◆最近、嫌なニュースが続いている。特に弊社がある秋葉原での無差別殺人事件は、社会に衝撃を走らせた。報道によれば、家庭環境や職場での処遇など過去からの様々なうっぷんが積み重なり、最終的にはインターネット(携帯)でのやりとりが事件の引き金になったようだ
◆バーチャル世界での歪みが直接的な動機とは、何ともやりきれない。ネットが人類に計り知れない恩恵をもたらしたが、逆に失った、壊れたものも多々あることも事実だ。特に、人間性や能力において
◆薬に目を転じれば、世界的規模で秒単位の医薬品取引が行われており、日本でも未承認薬が、インターネットを介し医師の個人輸入などで使用されている実態があると聞く。医師を介さない場合はもってのほかであり、副作用発生時の対応などを考えると、リスクの大きさは容易に想像できる
◆海外に比べて医薬品審査に時間を要し、承認が遅いと評される日本。世界、アジアで安全・効果が確認されている新薬、機器であれば、安全・安心・迅速な正規流通ルートに乗せられるような体制整備が、一刻も早く確立されることが望まれる。



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