
中央社会保険医療協議会薬価専門部会は29日、次期薬価制度改革に向けた課題をめぐって議論した。委員からは、「バイオ医薬品や再生医療等製品の価格などについて、確実に対応する必要がある」「原価計算方式のあり方については、開示度に応じた薬価をどうすべきかもう一度検証すべき」などの意見が上がった。7月頃までに薬価算定組織や関係業界などからヒアリングを実施し、8月以降に議論を本格化させる予定。
この日の部会では、厚生労働省が2018年度の薬価制度抜本改革による関係者への影響を検証した上での必要な対応の検討、バイオ医薬品の適切な競争環境維持のための薬価算定ルールなどを20年度薬価制度改革の検討項目として提示した。
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