日本薬剤師会の山本信夫会長は12日の定例会見で、アルフレッサホールディングス(HD)傘下のアポロメディカルHDが運営する薬局の薬歴改ざんによる調剤報酬不正請求問題に言及し、年末にかけて本格化する2020年度診療報酬改定の議論への影響は甚大との認識を示した。
山本氏は、同社が過去に実施した薬歴未記載に対する自主点検でも不正が明らかにならなかったことなどを踏まえ、「自ら律することができないということだ」と強く指摘。「中央社会保険医療協議会の場で厳しく追及されるだろう」と20年度診療報酬改定議論への影響を見通した。
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