
うすき製薬(本社臼杵市)が昨年10月に発売した「えんどう豆プロテイン(ピープロテイン)」は、植物性プロテインで糖質ゼロという特徴が注目され、ダイエット中の人や体力をつけたい高齢者も気軽に摂取できる商品として好評を博している。26日からは、従来品(プレーン味)に加えて、飲みやすく改良された「抹茶風味」と「パイン風味」の2品目を新発売する。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、1日に必要な蛋白質摂取推奨量は、成人男性で60g、成人女性で50gとなっている。一方で、最近では無理なダイエットや不規則な食生活などの影響により、体に必要不可欠な蛋白質も不足しがちな傾向にあるという。
同品は、えんどう豆由来の良質な蛋白質を豊富に含み、アレルギー特定原材料7品目、それに準ずる20品目は全て不使用なため、誰でも安心して取り入れることができる。
食事での蛋白質不足が気になる人や高齢者における筋肉量減少の予防を目的としたフレイル対策、糖質摂取制限中の人にとっても最適な商材として先行品のプレーン味は調剤薬局や薬店での取り扱いも増加しているという。
今回、新発売する2品は独自の抽出製法で、えんどう豆本来の栄養素はそのままに、最低限のフレーバーと甘味料を加えた。蛋白質含有率は80%(無水物換算値)で、バリンやロイシン、イソロイシンなどの必須アミノ酸やアルギニンなどの非必須アミノ酸のほか、食物繊維や豊富な鉄分・亜鉛など、理想的な体づくりをサポートする栄養素がバランス良く含まれている。
1日1~2回を目安に同品約10g(大さじ約1杯)を約150mL程度の水に加え、スプーンなどでよくかき混ぜて飲むだけで、手軽に植物性蛋白質が摂取できる。価格は「抹茶風味」「パイン風味」共に300g入り(30回分)で1800円(税別)