大幸薬品は、胃腸薬「正露丸」の創業時のデザインをモデルにした復刻版パッケージ品を、今月から数量限定発売した。同社の「正露丸」は100年以上続くロングセラーブランドで、新元号の令和となっても人々のお腹の健康を守るブランドであり続けたいとの想いを込め、原点である創業時の製品(当時の名称は『忠勇征露丸』)をデザインした。
復刻版パッケージは、古めかしく、どこか懐かしい印象の昭和レトロなデザインが特徴。昨今では、こうしたレトロなデザインがファッションや家電、家具、空間など多様なシーンに取り入れられ、当時を知る人には懐かしく、若い世代には斬新なカルチャーとしてブームになることが多い。
同社ではこうした背景から、「復刻版パッケージの発売は、新たなコミュニケーションの機会になると判断。普段利用されている人はもちろん、『正露丸』と親しみの少ない世代や、子供の頃は使っていたが最近では接点がないという人にも、改めて認知してもらうきっかけにすることで、時代を超えて継承されるブランドにつなげていくのが狙い」とする。
「正露丸復刻版パッケージ」(第2類医薬品)は、デザインのみの変更で、中身は既発売の「正露丸」と同じものとなっている。税別希望小売価格は、200粒入り1800円。