難病治療薬などの開発を支援する米非営利組織「GCAR」とエーザイは、新型コロナウイルス感染症の中等度入院患者で治療薬の効果を検証する国際共同臨床試験「REMAP-CAP」のサブ試験「REMAP-COVID」において、最初の評価対象治験薬としてTLR4拮抗剤「エリトラン」を検証すると発表した。米ピッツバーグ大学メディカルセンターと共同で実施し、今後は日本にも実施施設を拡大する予定。試験結果は年内に判明すると見込んでいる。
「REMAP-CAP」は、非パンデミックとパンデミックの双方の状況で重症肺炎の最適な治療法を見出すことを目的とした試験で、欧米や豪州など218拠点で1100人以上の患者が登録されている。
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