
兵庫県は11月27日、神戸市内で今年度の県薬事審議会を開き、来年8月1日に施行される特定機能を有する薬局の知事認定手順について協議した。薬局からの認定申請については、保健所設置市・健康福祉事務所で受け付け、県薬務課が審査して認定し、薬事審議会には認定状況を事後報告する方向性を了承した。関係省令の公布後、県としての認定基準などの詳細を詰めていく。
県はこれまで、薬事審議会に設置した部会で認定を審議し、その内容を薬事審議会に報告する方向で準備を進めてきた。四半期に1回、年4回ほどの部会開催を予定していたが、1軒の認定に3~4カ月かかるなど、他都道府県に比べ認定が遅れることも考慮。認定や認定更新について審議会での審議を必須とせず、認定状況の事後報告も可能との方針を示し、県として認定審査を効果的、効率的に進めていくことになった。
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