
小林製薬は、「キュアレア」ブランドから、長時間のマスク着用などによるかゆみやかぶれなどを改善する非ステロイド治療薬「マスキュア」(第2類医薬品)を、14日から全国で新発売した。
マスクの長時間着用に伴い、マスクの擦れや汗・呼気が皮膚に接触することによる肌への刺激、マスクの蒸れで発生した菌による分解物の刺激などが原因の肌トラブルが起こりやすくなっている。
同製品は、マスク着用で生じるかゆみ・かぶれなどの症状に対して、▽抗炎症▽かゆみ止め▽殺菌▽血行促進――の四つの作用を持つ有効成分を配合。
原因菌を殺菌して肌の炎症を鎮めることで、マスクによる肌トラブルを治療する。伸びが良く肌なじみの良いクリームタイプで、気になる箇所に手軽にケアができる。非ステロイドのため、安心して顔にも使用できる。
同社調査によると、マスクが原因で肌不調があった人は3割を超え、かゆみ、かぶれといった悩みを抱える人が多いことが分かった。また、肌トラブル発生後も「通気性の良いマスクを着用する」「普段よりしっかり保湿する」「メイク(化粧)をしない」などの対処法がメインとなっている生活者が多かった。
今回、「マスキュア」を発売することで、長時間のマスク着用が日常化された“ウィズマスク”時代に、季節問わず1年中肌トラブルを抱える生活者のニーズに対応する。
容量は8g入りで、メーカー希望小売価格(税抜き)800円。