電子カルテ等のリアルワールドデータ(RWD)を解析し、診療に役立てる取り組みが糖尿病領域で活発になっている。ウェブ上で開かれた日本糖尿病学会年次学術集会で、RWDを活用して患者ごとに最適な糖尿病治療薬の処方選択を人工知能(AI)が支援するシステムを開発した事例や、診療に役立つ様々なエビデンスを構築した事例が示された。同領域の研究は盛んになっており、今後こうしたシステムやエビデンスの実臨床への導入が進みそうだ。
日立製作所の伴秀行氏は、米ユタ大学と共同で、糖尿病治療薬の選択支援システムを開発。現在、臨床評価に取り組んでいる。
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