G7保健大臣会合が3~4の両日に英国で開かれ、感染症のワクチン等を早急に利用可能とするために行うべき施策を示した「治療薬とワクチンの臨床試験憲章」を策定した。試験データを迅速に共有して治療法を早期承認すること、検査試薬を共有する枠組みを新設することなどを明記した。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する各国の対応を踏まえ、今回の会合で採択した「G7保健大臣宣言」では、感染症に対する有効性と安全性が確保されたワクチン、治療薬を早急に利用可能とするには臨床試験の迅速な実施に向けた国際協力が必要と強調。協力の強化に実施すべき施策を憲章としてまとめた。
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