
小野薬品の相良暁社長は1日、大阪市内で開いた中間決算説明会で、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の通期売上高が1100億円に達する見通しを明らかにした。競合薬の市場拡大再算定の影響を受け、8月に薬価を引き下げられたものの、2016年度決算以来、再び1000億円を超える見通しとなった。
22年3月期のオプジーボの売上高は、期初に1200億円を予想していたが、市場拡大再算定を受けた「テセントリク」の類似品として8月に11.5%薬価を引き下げられる影響を織り込み、5月に1100億円へ下方修正していた。
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