
日本メドトロニックは、植え込み型除細動器(ICD)「セキュラDR、同VR」と、両室ぺーシング機能付き植え込み型除細動器(CRT‐D)「コンサルタCRT‐D」(写真)を新発売した。
「セキュラDR、同VR」は、致死性の不整脈を自動的に検出し、即座に心臓へ電気的治療を施す植え込み型医療機器。一方、「コンサルタCRT‐D」は、ICDにペースメーカの機能を加えたもの。
新たに発売された3製品は、ICD・CRT‐Dとして国内初の「完全キャプチャマネジメント機能」を搭載した。心筋を興奮させる電流の最小値を自動測定し、測定結果に基づいて出力を自動調整できるため、心不全・不整脈などの心疾患患者の負担軽減が期待される。
保険償還価格は、「セキュラDR」330万円、「同VR」316万円、「コンサルタCRT‐D」419万円。