
KMバイオロジクスの永里敏秋社長は20日、都内で記者会見し、開発中の新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチン「KD-414」について、成人対象の第III相試験と小児対象の第II/III相試験を始めると発表した。12日に治験計画を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出済みで、今月下旬にも接種を開始する。9月を目標に「緊急承認制度」を使った承認申請を行う予定で、年内の供給を目指す。
成人治験は18歳以上40歳以下を対象に、被験者1500人(対照群含む)を予定する。「バキスゼブリア筋注」を対照群に「KD-414」の免疫原性、有効性、安全性を比較する。
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