日本感染症学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本臨床微生物学会は18日、流通量が不足している抗菌薬メロペネムについて、発注量の適正化や使用法の見直しの検討、代替薬への切り替えの検討を会員に要請した。
4学会は、「臨床の現場で特に使用頻度の高いメロペネムについても供給不足が生じている」とした上で、沢井製薬と東和薬品の供給停止の影響を指摘。「問題を悪化させている背景には、メロペネムの買い占めがあるという指摘もなされている」とし、臨床現場での発注量の適正化などに対応を求めた。
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