日本医療機能評価機構は、薬剤投与の際に添付文書に記載された用法と異なる経路で投与した事例が2015年3月から約7年半で15件報告されたことを公表した。気管支拡張剤のメプチン吸入液を他の薬剤と同様に静脈注射した事例などが確認された。これらの事例が発生した医療機関では、投与前に指示に記載された投与経路を確認することなど、再発防止策に取り組んでいることが紹介された。
集計期間は15年3月~今年10月末。15年4月にも投与経路間違いについて注意喚起を行っていたが、その後も類似事例が15件集積したため、改めて情報提供を行った。
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