2022年は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対応に追われたが、経口治療薬や抗原検査キットのOTC化など対抗手段の充実も目立った。一方、後発品の供給不安はとどまるところを知らず、後発品メーカーの行政処分も相次ぎ混乱を極めた。オンライン服薬指導やリフィル処方箋の解禁など薬剤師職能にとっても大きな変革の年となり、薬学教育では大学薬学部の定員抑制方針が決定。激震が走った1年となった。依然としてコロナ禍の今年末、恒例の薬業界10大ニュースを選んだ。
- 緊急承認制度スタート‐国産コロナ薬に初適用
- オミクロン株の対応進む‐経口薬や抗原キット登場
- 薬剤師職能で大きな改革‐リフィルやテレワーク導入
- 医療計画に薬剤師確保策‐自治体と団体の連携盛る
- 薬価・流通検討会が始動‐現行制度の大きな転換点に
- 薬学部定員抑制方針決まる‐薬剤師確保で例外措置も
- 後発品の供給不安止まらず‐需給調整に卸MSは疲弊
- 日医工がファンド傘下に‐経営再建へADR申請
- 神谷政幸氏が参院選で初当選‐薬剤師議員2人体制守る
- デジタル化がさらに加速‐ヘルスケア領域で広がる
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