アステラス製薬、エーザイ、第一三共、武田薬品は、環境に配慮した医薬品包装の推進に向け連携して取り組む。まずは、バイオマスプラスチック素材のPTPシートへの応用を各社が検討する。今回の連携は、環境負荷低減は個社の取り組みだけでは限界があり、業界を挙げて進める必要があるとの認識から始まったもの。4社は他の製薬企業にも連携を呼びかけ、取り組みを広げていきたい考え。
連携は、製剤技術分野での業界交流の中で、4社が昨年5月から環境負荷低減に向け議論を始め、12月に合意に至った。
4社は、環境に配慮した医薬品包装の推進に必要な新たな包装技術に関する知見を共有し、各社で適用を検討する。石油由来のプラスチックに代わるバイオマス素材のPTPシートや、包装のコンパクト化、リサイクル包材、リサイクル適性のある包材などを挙げている。環境負荷低減目標は明示していない。
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