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仲間との運動、認知症予防に効果

2023年01月23日 (月)

◆2年ほど前は、週2~3回は10キロ程度のウォーキングをしていたが、近頃はそんなに歩かなくなった。健康のためには毎日7000歩程度、早足で歩いた方がいいと聞くが、なかなか続けることができない
◆最近の研究では、仲間と行う運動は一人で行う運動よりも、抑うつや死亡などといった健康指標に好影響を及ぼすことが示されているが、高齢者の認知症予防にも運動がいいという研究を目にした。それも一人でやるよりも仲間とやる方が認知機能低下のリスクを軽減させるという
◆これは、筑波大学と山口県立大学が共同で実施した高齢者4000人以上を対象にした4年間の追跡調査で検証されたものだ。週2回以上運動をすると、一人でも仲間どちらでも認知機能障害の抑制効果はあったが、一人よりも仲間と行う運動の方がより強い抑制効果が示された
◆なかなか仲間数人と運動することは難しいが、歩いていると良くすれ違う人がいる。すれ違わないと気になる。そうした人も仲間と考え、運動を続けるのも良さそうだ。



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