滋賀県は3日、大津市内で2022年度後発品使用促進協議会を開催し、後発品数量シェアが昨年8月時点で83.1%と、23年度末までに全ての都道府県で80%以上とする厚生労働省の目標を上回る数値を維持し、順調に推移していることが報告された。都道府県の全国平均で滋賀県は31位。近畿2府4県ではトップとなり、唯一全国平均を上回っている状況が示された。
県は、昨今の後発品の供給不安の理由などを示した一般向けの資材としてポケットティッシュとポスターを作成。ポケットティッシュは県薬剤師会と薬務課の連名で、地域薬剤師会を経由して県下の薬局に2万個を配付した。昨年10月に甲賀市で開催した「くすりと健康フェア」でも来場者に配付したほか、保健所や薬務課の窓口、各種会議の場でも配付し、周知を図っている。掲示物となる資材としてポスターを作成し、県下の薬局、病院、市町の医療保険関係課や保健所などに配付、掲示している。
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