アッヴィは13日、抗体製剤「スキリージ」(一般名:リサンキズマブ遺伝子組み換え)の自動注入器製剤を新発売した。クローン病の治療に用いるもので、薬剤が充填されたカートリッジと自動注入器からなる。機器を皮膚に貼りつけて薬が自動的に投与される。投与時間は最大5分。
商品名は「スキリージ皮下注360mgオートドーザー」。効能・効果は「中等症から重症の活動期クローン病の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」。用法・用量は、成人に対し点滴静注製剤による導入療法終了4週後から、通常360mgを8週間隔で皮下投与する。
薬価は1キット50万8169円。