厚生科学審議会感染症部会は17日、国内外で感染が確認されているサル痘の名称を「エムポックス」に変更する方針を決めた。現在の名称により人種差別につながっているとして、世界保健機関(WHO)が推奨する新名称に沿った形。厚生労働省は、パブリックコメントを募った上で政令を改正する考えだ。
サル痘は、主に男性間の性交渉(MSM)による感染で発症し、発熱、頭痛、咽頭痛などが発現する。国内では、昨年7月に初めて感染者が確認されてから今月16日時点で20件の症例が報告されている。
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