日本バイオデザイン学会定期学術集会が3日、都内で開かれ、3回目の学術集会でリアルとしては初開催となった。セッションでは、ベンチャーに資金提供するベンチャーキャピタル(VC)の演者から医療機器ベンチャーが成功するための条件や課題などが議論され、米国で成功した医療機器ベンチャーを多く生み出すイスラエルをイノベーションを創出する上で目標にすべきと提言があった。開発領域については大手企業が参入しづらい治療機器が有望で、収益化が予測しづらい未病・予防の医療機器はVCにとって投資が難しいとの見解が示された。
メドベンチャー・パートナーズ社長の大下創氏は、「日本から医療機器ベンチャーの成功モデルを創り出すのが課題」と述べ、成功体験を持つベンチャーの増加が課題とした。
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