
2022年度の第1回大阪府後発品安心使用促進のための協議会が16日に大阪市内で開かれ、使用促進に向けた府のロードマップや、地域フォーミュラリのモデル事業等の進捗状況等が報告された。今年度、地域フォーミュラリ策定の範囲により近い「郡市区別」の使用実績リストを作成中であることが示された。リストは地域の後発品の使用実態の把握や医療機関や薬局で採用薬を選定する際の参考として活用する。
改定した府の後発品使用促進ロードマップでは、国の設定目標である23年度末までの後発品使用割合80%以上の達成に取り組んできたが、「達成」を「維持」に変更。全ての医療用医薬品を分母とした後発品使用割合(旧指標)で全国平均(59.0%)を下回っている(大阪府57.2%)ことから、全国平均を目指す方針も改めて確認された。
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