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【日本薬学会第143年会】シンポジウムの概要 微粒子疾患の発症に関わる生体機構の解明と制御法開発

2023年03月23日 (木)

オーガナイザー
 武村直紀(阪大院薬)
 東阪和馬(阪大)
 中山勝文(立命館大薬)

 私たちは日頃、目に見えないほどの小さな粉塵やアレルゲンに曝露されている。体内においても食事由来の尿酸塩結晶など、ごく小さな粒子が形成される。それら微粒子のいくつかは、免疫細胞を刺激して炎症を引き起こし、呼吸性疾患や生活習慣病など多くの病気に関わっていることが最近になって理解されるようになった。しかしながら、このような微粒子に起因する疾患、いわゆる微粒子疾患について未だに多くのことが分かっておらず、その根本療法もない。

 微粒子疾患を理解するためには、粒子がどのように形成されるか、個人差はあるのか、どのように免疫細胞に認識されるのか、どのような炎症性サイトカインが関わっているのか、など多くの疑問点を解決する必要がある。

 そこで本シンポジウムでは、様々な研究アプローチから最新の微粒子疾患研究を行っている先生方にご講演いただき、疾患の理解を深めると共に創薬への展開について議論したい。

 (中山勝文



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