オーガナイザー
有澤光弘(阪大院薬)
平田收正(和歌山県医大薬)
2021年度補正予算により、デジタル医療教育⽤のDX機器や、臨床実習に際しての能⼒を⾼めるシミュレータなどの機器等が全国の⼤学(医⻭薬保健系学部)に整備・活⽤され始めた。本シンポジウムでは、本事業の目的、現状や波及効果について文部科学省から発表していただくと共に、薬剤師の偏在と確保対策について厚生労働省からご紹介いただく。また、これら機器の整備・活⽤状況・今後の展開について、千葉大学薬学部と大阪大学薬学部の取り組みを情報共有していただく。
さらに、この取り組みは、従来の対⾯型実習等では獲得できなかった能⼒を学⽣に修得させる教育プランを開発・実施するに⾄るものであることから、薬剤師偏在や質保証などに与える効果についても、金沢大学病院薬剤部および薬学6年制教育研究検討委員会の取り組みを交え、広く深く議論したい。
(有澤光弘)