厚生労働省は27日、新医薬品など16製品26品目を承認した。同日には、新医薬品以外の承認区分として適応追加製品の承認も行った。新医薬品では、第一三共が開発した国内初の経鼻投与型インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」、ノボノルディスクファーマのGLP-1受容体作動薬で肥満症に用いる「ウゴービ皮下注」などが登場した。適応追加では、第一三共の抗癌剤「エンハーツ点滴静注用」が日本で初めてHER2低発現乳癌に使える薬となり、同適応では日米欧の承認が出揃った。承認品目は次の通り。
新医薬品
(カッコ内は成分名、企業名)
▽フルミスト点鼻液(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン、第一三共):効能・効果は「インフルエンザの予防」。2歳以上19歳未満の者に各鼻腔内に0.1mLずつを1回噴霧する。
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