製薬各社は3日、入社式を行った。武田薬品は、今年初の試みとして全国各地の従業員をメタバース空間に集めた新たなスタイルの式を行った。田辺三菱製薬を傘下に収める三菱ケミカルグループは「入社式」という名称を取りやめ、キャリアの1日目と位置付け、今後のキャリアを考える機会とする「キャリアキックオフセッション」と銘打ってグループ各社の国内採用者184人の参加を得て開催した。社長など経営トップのあいさつでは、大きな変化が見込まれるビジネス環境を意識して、立ち止まることなく、常に学び続け、変化に挑戦し続ける姿勢を求める内容が目立った。各社社長あいさつをピックアップする。
【武田薬品:古田未来乃ジャパンファーマビジネスユニットプレジデント】午前9時から行った入社式は、メタバースとオンライン会議システム(Teams)を活用し、大阪の研修所から新入社員52人、Teamsから経営陣、メタバース空間から全国各地の従業員約200人が参加し、リアルと仮想空間のハイブリッド形式で実施した。
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