政府は18日、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売(零売)について、違法な零売の販売事例数に関しては「政府として把握していない」との答弁書を閣議決定した。零売に起因する有害事象の発生件数についても、「具体的に意味するところが明らかでないため、回答は困難」とした。
早稲田ゆき衆議院議員(立憲民主党)が6日に提出した質問主意書に対する答弁。零売をめぐっては、厚生労働省の通知により、処方箋に基づく販売を原則とすること、やむを得ない場合にのみ販売することを求めているが、実際には日常的に販売している薬局も見られる現状がある。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。