
狹間氏
調剤業務の一部外部委託の運用方法等を検証する「薬局DX推進コンソーシアム」が1日に発足した。アインファーマシーズやウエルシア薬局など27社が名を連ね、狹間研至氏(ファルメディコ社長)が理事長に就いた。今月下旬に国家戦略特区事業として、調剤業務の一部外部委託の実施を内閣府に再提案する計画。大阪府による特区申請や国家戦略特区の許可を経て、早ければ今秋ごろに開始したい考えだ。
コンソーシアムは、3段階のフェーズで外部委託の運用を検証する構想で、実施地域は大阪市内に限定する。第1フェーズでファルメディコの薬局間において一包化業務の委受託を実施し、具体的な運用方法を素案にまとめる。素案をもとに、第2フェーズでファルメディコと会員企業の薬局間で運用した時の安全性や有効性などを検証する。会員企業の同一法人内の薬局間でも実施する。最終段階となる第3フェーズでは会員企業の異なる法人の薬局間で委受託を実施する。
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