立憲民主党の早稲田夕季衆議院議員は1日、医療用医薬品の安定供給に関する政府施策に対する質問主意書を提出した。有識者検討会の報告書骨子案で後発品メーカーや品目の統合を明記していることに対して、「企業規模の大小の問題ではなく、単純に統廃合すれば良いとの問題意識は見当外れ」と批判した。
質問主意書では、厚生労働省の有識者検討会で供給に関する課題が幅広く議論されているにも関わらず、何ら具体的解決策が示されておらず、国民や医薬品製造業従事者の不安解消にはほど遠いと指摘。4月に公表された有識者検討会の報告書骨子案では、後発品の少量多品目構造を解消するため、メーカーや品目の統合を推進すると明記している。
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