日本医師会の宮川政昭常任理事は7日の定例会見で、アセトアミノフェン含有製剤などOTC医薬品の依存患者が増加傾向にある現状を踏まえ、濫用の恐れのある品目の小包装化や販売規制を検討するなど対策が必要との見解を示した。
宮川氏は、OTC薬をめぐって若年層を中心に依存症患者が増加傾向にあることを説明し、これら濫用の現状を「日医として懸念している問題」と強調。米国では依存性のある成分の医薬品は基本的にインターネット上で購入できないことを踏まえ、「日本でも一定の規制を直ちに設けるべき」と訴えた。
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