中外製薬は、創薬イノベーションエコシステムがある米国のボストンエリアに、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「Chugai Venture Fund(仮称)」を年内に立ち上げる。総額2億ドルの枠内で創薬スタートアップに投資し、中分子や抗体技術といった中外の強みとの融合により、新たな創薬技術の創出を図る。
同社が成長戦略に掲げる「世界最高水準の創薬の実現」に向けた取り組み。これまで自前主義の意識が強かったが、オープンイノベーションへ舵を切る。
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