富士経済は、消費者の外出機会が徐々に増え、日本の渡航制限緩和に伴うインバウンド需要回復が期待される化粧品市場について、毛髪のケア意識の高まりからヘアトリートメントが好調なヘアケア・ヘアメイク商品とフェイスケアを中心に新商品が多く投入されているメンズ整肌料など、メンズコスメティックスの国内市場を調査した結果をまとめた。
調査結果の概要によると、ヘアケア・ヘアメイク商品の2022年は、女性用スカルプケアやリンス・コンディショナーが前年割れとなったものの、家庭用シャンプーやヘアトリートメントでは新興ブランドの台頭により単価アップが進んだほか、コロナ禍を契機とした「おうち美容」の一環として、毛髪のケア意識が高まっていることからインバストリートメントやアウトバストリートメントといったスペシャルケアアイテムが好調だった。
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