小林製薬の小林章浩社長は8日、大阪市内で開いた2023年12月期中間決算説明会で、コロナ禍の影響などにより全世界で売上高が好調な「熱さまシート」について、増産に向けた追加投資を行うことを明らかにした。小林氏は「3カ月から半年以内に東南アジアでの候補地を決定し、投資をスタートさせていく」と語った。
熱さまシートの売上高は21年に65億円だったが、22年には中国、東南アジアを中心にコロナ以外の各種感染症の発熱時に使用する生活習慣が根付き、119億円と需要が拡大した。23年は145億円、30年には200億円を目指す方針を打ち出す。
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