住友ファーマは、治療薬以外の疾患予防やケアなどの機器、システムを他社と連携して開発するフロンティア事業の展示見学会を報道陣向けに初めて開催し、認知症の生活機能を高める機能訓練プログラムなどを紹介した(写真1)
8月24日に行われた展示見学会には、パートナー会社の8社がブースを設けて、開発品を担当者が説明した。認知症の生活機能を高める機能訓練プログラムを開発したのは、デジタルヘルスベンチャーのAikomi。認知症患者に対するデイサービスで機能訓練指導員と共にタブレットに映し出された海や風鈴、花火といった季節ごとに異なる写真を見ながら、患者の記憶に働きかけて会話のきっかけにつなげるプログラム「AikomiDS」と、患者の反応などからAIがその人向けのコンテンツを提供するプログラム「Aikomiケア」を展示した。
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