厚生科学審議会予防接種基本方針部会は8日、新型コロナウイルスワクチンの予防接種法上の「特例臨時接種」を今年度末で終了する方針を決めた。現行の全額国費負担による接種は見直す。接種の対象者や実施時期など、2024年度以降の具体的な接種のあり方については引き続き議論する。
特例臨時接種は、「まん延予防上緊急の必要がある」と認められる場合に実施可能としている。接種する人の費用負担はなく、今年度末まで実施することとしているが、24年度以降の位置づけは未定だった。
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