文部科学省は、6年制薬学部における2023年度の退学率等に関する調査結果を公表した。退学率では、日本薬科大学の48.1%が最高となり、3割以上の大学は8校で前回調査の6大学から増えた。23年度薬剤師国家試験のストレート合格率でも、日本薬科大の18.8%が唯一の1割台となり、私立大で合格率8割を超える大学は見られなかった。
退学率に関する調査は3回目で、今回は17年度に6年制薬学部に入学した人の退学者の割合を公表した。私立大57校では、日本薬科大の48.1%が最も高く、医療創生大が40.7%で続いた。両大学は、前回調査でも退学率が4割を超えていた。
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