◆ペットフード協会の調査によると、2022年の国内ペット飼育頭数は犬705万頭、猫883万頭と減少傾向にあるようだ。一方、飼育にかかる支出額はドッグフードや医療費に起因して年々増加している
◆ペットの寿命も延びており、薬にも頼る機会も多くなる。無季言子が飼っているトイプードルも今年で15歳、人間で言うと80歳近くになる。5種類程度の薬を毎日服用しているが、分割した薬が苦いのか吐き出してしまうことが多く、飲ませるのに苦労する
◆ペット医療に携わる関係者の話によると、動物病院での待ち時間は平均約90分で大半は調剤業務によるものだという。獣医療では人用の医薬品も多く使うが、投与量調節のため粉砕や脱カプセルなど時間を要するものが多い
◆昨年に動物愛玩看護師が国家資格となり、獣医師の指示のもとで採血や投薬が行えるようになった。動物病院では調剤を獣医師自身が担うことも多いようだが、獣医師業務の多さを考えると薬剤師にタスクシフトできる面も多いのではないかと感じる。
ペット寿命の延びとともに
2023年10月16日 (月)
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