日本病院薬剤師会中国四国ブロック会長会議が27日に高知市内で開かれ、各県病薬の会長らが諸問題を議論した。同ブロック8県の病薬会長は、来年度から始まる第8次医療計画に薬剤師確保策が盛り込まれるとの見込みを報告したが、その内容については奨学金返還支援制度の創設や拡充を検討する県もあれば、行政から前向きな姿勢が認められない県があるなど対応に温度差があることが示された。
各県病薬会長は、それぞれの地域での現況や展望を共有した。薬剤師確保策に前向きな県では、薬剤師の高齢化や不足が認められる県内の複数の町立病院に就職する薬学生を対象に、奨学金返還支援制度と卒後研修の仕組みを創設するため検討が進んでいるという。
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