塩野義製薬は、鎮咳剤の供給不足を受け、鎮咳薬「メジコン」(一般名:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、製造販売元:シオノギファーマ)の生産量をさらに増やす方針だ。新型コロナウイルス流行前の2019年の平時の生産量と比べ、23年は30%増、24年には66%増を計画し、供給不足に対応したい考え。
同剤については、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなど感染症の流行による需要増に対応して出荷量を増やしているが、後発品の販売中止、出荷調整などの影響も加わり、供給が追いついておらず限定出荷状態にある。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。