日本調剤の三津原庸介社長は2024年3月期中間決算説明会で、出店戦略に関して言及。「自主出店をメインとしてM&Aを活用するという戦略に変わりはない」と説明。専門医療機関連携薬局や地域連携薬局をはじめ、多様な機能を有する薬局を幅広く展開していることを挙げ、「われわれとしては薬局の質で勝負する。出店についてもバランスの良い出店、首都圏を中心とした出店により注力していく」と話した。
三津原氏は、今期の出店数に触れ、「第2四半期で自力出店が13店、M&Aが6店で合計19店舗を出店した」と説明。店舗タイプ別の出店に関しては、19店舗のうちハイブリッド型が14店舗と、ハイブリッド型の比率が高くなったが、「われわれはバランスを取った出店を行っている。三大都市圏、特に首都圏のハイブリッド店舗の出店を重視してきており、その通りの結果であり、狙い通りの出店ができた」とした。その上で、「引き続きこのような出店形態の継続に取り組み、収益性の高い出店を続けていきたい」と語った。
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